つぶらな瞳でこちらをじっと見つめ、小首をかしげる仕草はなんとも可愛いですよね。
ケージに近づくと、柵に飛びつき、出して!遊んでちょーだいアピールをします。
スマホをずっと見ているとスマホケースにちょこんと止まり、こっち見てよとケースをカジカジと噛みまくり、これってやきもち?と思うことも。
テンション高らかにさえずり、おしゃべりしたり、甘噛みしたり、ワキワキと羽を広げて仁王立ち。
インコはとても感情表現が豊かです。
いろんな仕草や鳴き声で、インコが何を考えているのかを読み取れれば、もっとインコと仲良しになれるかもしれません。
今回はインコの仕草や鳴き声についてちょっと調べてみました。
インコのやきもちが可愛い
一羽飼いのインコは飼い主の愛情を独り占め出来るから、やきもちなんて焼くの?と思いますよね。
飼い主が他のことに集中している時に限って、インコが寄ってくる事がありませんか。
インコは物に対してもやきもちを焼くみたいなんです。
飼い主の意識が向いている対象をかじったりイタズラすることで、こっちを見てよ!と飼い主の意識を自分に向かせようとします。
スマホを見ている時にスマホケースに登ってきてケースをかじったり、見る邪魔をするのはスマホにやきもちを焼いているのです。
放鳥中はスマホはお休みして、インコとたっぷり遊ぶ時間にしましょう!
インコは寂しがり屋な性格なので、あまり構ってあげなかったり放鳥をしなかったりすると、ストレスが溜まって自分で身体の羽を抜いてしまう「毛引き」をしたりします。
出来るだけ寂しい思いをさせないように毎日放鳥タイムを作り、思いっきり部屋を飛び回らせてあげ、たくさん話しかけてあげることが大切です。
インコの喉を鳴らす仕草
我が家のインコはご機嫌な時、ケージの片隅でひとり「ゴニョゴニョ」
朝、窓を開けた時、外にいる鳥にアピールするように大きな声で「ピロピロ〜 ピロピロ〜」
テレビをつけると、音と張り合うように激しくおしゃべりを始め、私が視線を向けると「ピタッ」と黙り、羽を伸ばして気まずさを表現することも。
放鳥してほしい時は「キャーッ」と鳴きケージに張り付きます。
なぜインコは鳴くのでしょう。それには3つの目的があるといわれています。
1「仲間を呼ぶため」
群れで生活している野生のインコは集団生活をしているため、仲間とコミュニケーションをとるために鳴くそうです。
2「危険を知らせるため」
小さなインコには外敵がたくさんいます。なので早く危険を察知するのに鳴くといわれています。
3「求愛行動」
オスはメスにアピールするために、より多く鳴くといわれています。オスのインコの方がおしゃべりなのはそのためだったんですね。
インコは、様々な鳴き声を出して、感情を表しています。
人間とインコでは、言葉でコミュニケーションを取ることはできませんが、鳴き声からどんなことを考えているのかを読み取ることができます。
インコの呼び鳴き
飼い主が側から離れてしまうと、インコは寂しさのあまり大きな声で鳴き続ける「呼び鳴き」をすることがあります。
ヒナの時は特に多く呼び鳴きをしますが、成鳥でもするようです。
甘やかしたり構いすぎて人間に依存しすぎている子に多い行動だそうです。
呼び鳴きをされてもすぐにインコのそばに戻らないようにして、呼んでも来ないことを学習させる必要があります。
インコとコミュニケーション
セキセイインコは頭が良く2歳児くらいの知能があるといわれています。
毎日声をかけて、ご飯をあげたり遊んであげると、インコも心を開いてくれ、とても懐いてくれます。
インコをじーっと見つめていると、時々まばたきをします。そういう時、私もまばたきをすると、インコもまばたきを返してくれます。
アイコンタクトをしてくれるのは、相手を信頼している証といわれています。心が通じ合っている感じが嬉しいですよね。
おでこを膨らませて、黒目が小さくなって白目が多い時は、興奮して怒っています。
縄張りを主張していたり、発情しているのでそっとしておきましょう。
放鳥をしているとき、肩や頭に乗ってくることがあります。
それは飼い主を信頼しているからする仕草といわれています。
インコはとても臆病な性格なので、慣れている人にしか近寄りません。
日頃から愛情を持ってお世話をしている証拠です。
まとめ ~インコとコミュニケーションをとる~
インコと一緒に生活しているうちに、インコがする色々な仕草や鳴き声のバリエーションで感情を表現していることに気付きます。
飼い主はその仕草や鳴き声の違いを敏感にキャッチしてあげる事で、インコの気持ちがわかるようになると思います。
言葉は通じないけれど、心で通じ合っている気がします。嬉しいのか、ご機嫌ナナメなのかがわかるってすごいことだと思いませんか?
そんな賢いインコとコミュニケーションをとって信頼関係を築いて、どんどん仲良くなりましょう!